りなみさんの日常

まいにちの忘備録

東野圭吾

こんばんは。

 

今日は東野圭吾の「希望の糸」という作品を読み終わりました。

キーワードとして「親」「巡り合わせ」「不妊治療」だと思う。なんていうか、読み終わった後にズーンとくるものがありました。

 

「巡り合わせ」という言葉が持つ意味の捉え方によって、殺人事件が起こる。実際に自分の周りにも不妊治療をしている人がいる中で考えらさせられる作品であり、自分事に置き換えて生物学上の親と育ての親とそれぞれ考えた時に、DNAを意識せざるを得ない部分は必ず出てくると思う。どんな背景があろうとも芯を貫く強い女性もいる中で、自信が持てずふわふわとしてしまう女性も存在するのは親ないし、周りの環境によって性格も考え方も変わってしまうのだろうか?と不思議に思った。

 

個人的に「親が〇〇だから。」とか「育ちが〇〇だから。」という考え方は本当に苦手で嫌いだけど、やっぱりそういう風に判断されてしまう部分は社会人になって余計に感じることが多い。

もちろん、代々受け継ぐことが多い業界特有ではあると思うけれど婚活においても、やはりそういう部分に直面するし、周りからもよく聞く話である。

 

ただこの本のように、性格や考え方が周りの環境や親で変わるとするならば、親はその子にとって影響が大きいと言わざるを得ない気がする。

 

非常にいい意味で心に重い作品でした。自分と重ねてしまうからかな。

 

さて今日で三連休も終わりですね、明日からまた頑張りましょ!

おやすみなさい。